Unityエンジニアの転職市場ガイド|年収・求人の探し方
最終更新: 2026年6月 | Unityエンジニアの転職市場を30代・40代視点で分析
Unityはモバイルゲームで高いシェアを持つゲームエンジンであり、VR/AR・メタバース・建築可視化・自動車シミュレーションなど非ゲーム領域にも活躍の場が広がっています。本記事では求人DBサイトと同じ土俵で勝負するのではなく、ミドル層が「どこを狙い、どう見せれば内定に近づくか」という情報意図に絞って解説します。
データ調査時点: 2026年6月 | 出典: レバテックキャリア(Unity関連職種の年収統計)、PE-BANK・SOKUDAN等の市場調査記事、レバテック公表の年代別平均年収(2025年)
求人数・年収などの数値は調査時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。 当サイトの評価基準は記事制作ポリシーをご覧ください。
結論:Unity転職の攻め方
Unity転職の合否は「プレイできる作品があるか」と「どの領域で年収を上げるか」でほぼ決まります。30代・40代はポートフォリオ+専門領域(XR・最適化・非ゲーム)で勝負するのが王道です。
- ① Unity関連職の平均年収は約417万円・中央値450万円(レバテックキャリア集計)。上振れは領域とポジションで決まる。
- ② 年収を上げたいならコンシューマー/XR/最適化/非ゲーム産業へ。ソーシャル単独より高めの提示が出やすい。
- ③ 探し方はゲーム特化のGeekly+IT全般のレバテック+ベンチャー直結のGreenを併用。作品の提示が前提。
市場・年収データ
Unityエンジニアの年収は媒体や集計方法で幅が出ますが、特化型エージェントの集計値が実態に近い目安になります。
| 平均年収(正社員) | 約417万円・中央値450万円(レバテックキャリアのUnity関連職種集計)。多くは400万〜600万円台に分布 |
|---|---|
| 年収が上振れしやすい領域 | コンシューマーゲーム、XR/メタバースのリード、テクニカルアーティスト、非ゲーム産業用途 |
| フリーランス単価の目安 | 市場調査記事では月額60〜70万円・年収換算720万〜840万円とする例も(PE-BANK等の解説記事ベース) |
| 活用領域の広がり | ゲームに加えVR/AR・建築可視化・自動車/製造シミュレーション・医療トレーニング等 |
ITエンジニア全体の年代別水準と並べると、自分の提示額が市場でどの位置かを判断しやすくなります。レバテックが公表する正社員SEの年代別平均年収は、20代約378万円/30代約499万円/40代約618万円/50代約685万円(2025年)です。Unity平均(約417万円)はこの30代水準の手前にあるため、ミドルが年収を伸ばすには「ゲームプログラマー一般」から専門領域へ踏み込むことが鍵になります。
なお「モバイルゲームの◯◯%がUnity」といった具体的シェア数値や「求人前年比+◯%」は、確かな一次出典を確認できなかったため本記事では断定しません。確実に言えるのは「ゲーム以外にも活用領域が複数あり、需要の裾野が広い」という構造的な強みです。
求められる経験レベル(求人要件の傾向)
Unity求人は「C#+Unityの基礎」だけでは差がつきにくく、最適化や特定領域の実装経験で評価が分かれます。求人票で頻出する要件は次の通りです。
歓迎されやすい人
C#の実務経験、Unityでの開発・リリース経験、Gitでのチーム開発経験。プレイ可能な作品があること。
ミドル〜シニア要件
描画/メモリのパフォーマンス最適化(Draw Call削減・LOD・オブジェクトプーリング)、設計力、後輩レビューやチームリードの経験。
領域別の上乗せ要件
XRならXR Interaction Toolkit・各デバイスSDK、対戦系ならNetcode/同期処理、グラフィックスならシェーダー、非ゲームならドメイン知識(建築/自動車等)。
キャリアパスの選択肢
Unityスキルの活かし方は一つではありません。年収を上げる方向と、安定して長く働ける方向で選択肢が分かれます。
| 方向性 | 内容 | 求人の出やすさ |
|---|---|---|
| ゲームプログラマー(モバイル/コンシューマー) | ソーシャル/モバイルからコンシューマーまで。求人母数が最も多い王道ルート。 | 高 |
| XR/メタバースエンジニア | VR/AR/MRコンテンツ開発。XRデバイス普及で需要が拡大中。 | 中〜高 |
| テクニカルアーティスト | シェーダー・エフェクト・描画最適化。エンジニアとアーティストの橋渡し。希少。 | 中(希少性高) |
| 非ゲーム領域(産業用途) | 建築可視化・自動車シミュレーション・デジタルツイン・医療トレーニング等。 | 中(拡大傾向) |
求人の探し方(どの窓口が強いか)
ゲーム/エンタメ求人は専門エージェントの保有数が物を言います。性質の違う窓口を組み合わせましょう。
Geekly(IT/Web/ゲーム特化・提案スピード)
IT/Web/ゲーム業界に専門特化し、提案スピードが強み。ゲーム・エンタメ領域の求人保有に定評があり、Unity案件を探す主力窓口になります。
Geeklyの詳細レビュー →レバテックキャリア(IT全般+ゲーム案件)
IT/Web全般に強く高年収求人比率が高い特化型。非ゲーム領域のUnity案件(産業用途)や、Web系企業のXR部門なども含めて探せます。
レバテックキャリアの詳細レビュー →Green(ベンチャー直結・カジュアル面談)
エージェント仲介ではなく企業と直接やり取りする成功報酬型サービス。XR/メタバース系のスタートアップが多く、カジュアル面談で社風を確かめてから進められます。
Greenの詳細レビュー →ゲーム業界全体の事情はゲーム業界転職ガイド、エージェントの使い分けは転職エージェントの併用ガイドを参考にしてください。
経験浅めからの参入ルート
Web系/業務系からUnityへ、あるいはゲーム未経験からUnityへ進みたいミドルに現実的なルートです。
完成・公開した作品を1本作る
学習の証明よりも『リリースまで持っていった』実績が効きます。小規模でもApp Store/Google Playやitch.ioで公開し、プレイ可能なビルドを提示できる状態にします。
C#の実務をUnityに接続する
.NET/C#の業務経験があるなら、まずは現職スキルとの地続きであることをアピール。Unity固有の概念(コンポーネント・ライフサイクル)を補えば転向のハードルは下がります。
非ゲーム領域から入る
建築可視化・製造シミュレーション・XR業務アプリなど、自分の業界知識が活きる非ゲーム領域は競争が比較的緩やか。ゲーム未経験でもドメインで勝負できます。
30代・40代視点:体力勝負を避けて専門性で勝つ
ゲーム業界には「若手中心・繁忙期は激務」というイメージがありますが、ミドルが価値を出せるのは、若手が苦手とする「設計」「最適化」「チームの底上げ」です。プレイヤーとしての速さより、品質と再現性で勝負するのがミドルの戦い方です。
最適化・テクニカルアートで希少人材になる
パフォーマンス最適化やシェーダー/描画はノウハウの蓄積が物を言う領域。ミドルの経験が直接効くため、年収を上げやすい方向です。
非ゲーム産業はワークライフバランスを取りやすい
建築・製造・医療などのUnity活用は、ゲーム特有の繁忙より落ち着いた働き方になりやすい傾向。家庭との両立を重視するミドルに向きます。
マネジメント/リードへの分岐も視野に
プレイングだけでなく、リードエンジニアやテックリードへ進む道もあります。チーム経験を職務経歴書で言語化しておくと選択肢が広がります。
年代別の現実は40代エンジニアの転職、働き方の観点はエンジニアのワークライフバランスも参考にしてください。
スキルアップ・学習戦略
Unity転職では「学んだ」より「作って公開した」が評価軸です。作品を軸に逆算して学ぶのが効率的です。
- ✓小さくても完成・リリースした作品を1本作り、プレイ可能な形で公開する
- ✓パフォーマンス最適化(プロファイラの読み方・Draw Call削減)を一通り実践する
- ✓狙う領域(XR/対戦/グラフィックス/非ゲーム)の専門スキルを1つ深掘りする
- ✓GitHubでソースを公開し、設計判断を説明できるよう整理する
- ✓C#の言語仕様・非同期処理の理解を深め、面接の技術深掘りに備える
作品の見せ方はポートフォリオの作り方、学習継続は働きながら学び続ける方法で詳しく解説しています。
向いている人・向いていない人
Unityでの転職が活きる人と、別の見せ方を考えた方がよい人の傾向を整理します。
Unity転職が向いている人
- ✓完成・公開した作品を提示できる(または短期で作れる)
- ✓C#の実務経験がある
- ✓最適化・XR・グラフィックス等の専門領域を持つ/作る意欲がある
- ✓非ゲーム産業(建築/製造/医療)の業界知識を活かしたい
- ✓プレイヤー以外にリード/最適化でも価値を出せる
向いていない可能性が高い人
- !提示できる作品がなく、用意する時間も取れない
- !年収の上限を最優先する(平均は他職種よりやや低め)
- !繁忙期の波がある働き方を避けたい(領域選びで緩和は可能)
- !特定領域の深掘りより広く浅く触れたい
- !地方で求人量を最優先したい(都市部に偏りがち)
年収の上限を重視するなら、C#/.NETのバックエンド方向や非ゲーム産業を併せて検討すると選択肢が広がります。
求人・転職支援の口コミ傾向
Unity案件を扱うエージェントについて、Qiita Job Change・みん評・転職アンテナ等の口コミプラットフォームで見られる傾向を、出典名を挙げて要約します(原文転載は行いません)。
Geeklyに見られる傾向
転職アンテナ等の口コミでは「レスポンスが早い」「選考までスムーズ」「実務経験者への提案数が多い」という声がある一方、「連絡がしつこい」「担当者の質にばらつき」という指摘も。ゲーム/エンタメ求人の保有が強みとして語られる傾向です。
レバテックキャリアに見られる傾向
Qiita Job Change・イーデス等の口コミでは「書類添削・面接対策が丁寧」「高年収求人が多い」という声がある一方、「未経験者は紹介されにくい」という指摘も見られます。非ゲーム領域のUnity案件を探す窓口として語られることもあります。
Greenに見られる傾向
みん評等の口コミでは「企業と直接やり取りでき速い」「ベンチャー求人が豊富」「カジュアル面談が好評」という声がある一方、「地方求人が少ない」「エージェント支援がない」という指摘も。自分で動ける人ほど活かしやすいサービスです。
よくある質問
Q. Unityエンジニアの平均年収はどのくらい?▾
Q. Unityの需要は今後も続く?▾
Q. UnityとUnreal Engineのどちらが転職に有利?▾
Q. Unityの求人はどんな企業が多い?▾
Q. Web系エンジニアからUnityに転向できる?▾
Q. ポートフォリオはどの程度必要?▾
Q. Unityエンジニアにおすすめの転職エージェントは?▾
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