バンダイナムコへのエンジニア転職ガイド【2026年版】
バンダイナムコグループへのエンジニア中途採用について、有価証券報告書と公式採用ページの一次情報をもとに、転職難易度・年収・技術スタック・選考を中立にまとめました。ガンダム・ドラゴンボール・鉄拳・テイルズなど世界的IPを軸に、家庭用からモバイル・オンラインまで幅広いゲーム開発を行うグループです。持株会社と開発会社で年収データの意味が大きく異なる点を、本ガイドでは明確に区別して解説します。
最終更新: 2026年7月 | 出典は各データの直後に明記しています。
【直答】バンダイナムコの年収は?
結論: 有価証券報告書の平均年収1,216万円(2025年3月期)は持株会社バンダイナムコHD単体の値で、ゲーム開発現場のエンジニア年収ではありません。
- ・持株会社(BNHD)単体の平均年収1,216万円・平均年齢46.7歳(2025年3月期 有報)。経営管理機能中心で従業員は数十名規模。
- ・開発会社(バンダイナムコスタジオ等)の職種別・等級別年収は非開示。当ガイドでは推測の数値表は掲載していません。
- ・口コミでは賞与比率が高く、IT系企業と比べ待遇面で見劣りするとの声も。実際の処遇は応募先の会社単位でご確認ください。
- ・バンダイナムコオンラインの平均年齢は34歳・従業員212名(2022年3月時点の公表値)。同社は2025年4月1日付でバンダイナムコエンターテインメントに吸収合併され、現在は存在しません(詳細)。
データ調査時点: 2026年6月 | 出典: バンダイナムコHD 有価証券報告書(2025年3月期)、バンダイナムコスタジオ 公式採用サイト、リサコ by キャリコネ(有報読解)、OpenWork(口コミ傾向)
求人数・年収などの数値は調査時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。 当サイトの評価基準は記事制作ポリシーをご覧ください。
結論:転職難易度と向くエンジニア
転職難易度:高い(経験者・職種特化/応募先の会社選びが鍵)
- ・開発の中核はバンダイナムコスタジオ。C++・内製エンジン『SOL-AVES』を軸に、グラフィックス/サーバ/ゲームAI/機械学習R&Dなど職種が細分化。専門特化型に向く。
- ・世界的IPの大規模タイトル開発に携われる一方、持株会社の有報年収(1,216万円)はゲーム開発現場の実態ではない点に強く注意が必要。
- ・応募先は会社ごと(スタジオ/エンターテインメント/オンライン)に分かれる。自分の専門に合う会社を起点に選ぶ。
基本データ(出典付き)
| 持株会社 | 株式会社バンダイナムコホールディングス(証券コード7832・東証プライム) |
|---|---|
| 主な開発会社 | バンダイナムコスタジオ(開発)、バンダイナムコエンターテインメント(企画・販売)等 |
| 業種 | ゲーム・トイホビー・IPプロデュース等の総合エンタテインメント |
| 平均年収(持株会社単体) | 1,216万円(2025年3月期・提出会社単体/全従業員平均・賞与等含む)※下記注意点を参照 |
| 平均年齢(持株会社単体) | 46.7歳(2025年3月期・提出会社単体) |
| 本社所在地 | 東京都港区 |
| 技術スタック | C++ / 内製ゲームエンジン『SOL-AVES』/ Unity・Unreal Engine(職種により)/ サーバ・ML(R&D) |
出典:バンダイナムコホールディングス「有価証券報告書」2025年3月期(提出会社=持株会社単体)、リサコ by キャリコネによる有報読解、バンダイナムコスタジオ公式採用サイト。提出会社は経営管理を担う持株会社のため、平均年収・平均年齢は開発会社の実態とは異なります。
エンジニア採用の特徴
世界的IPの大規模ゲーム開発
ガンダム、ドラゴンボール、鉄拳、テイルズなどの人気IPを軸に、家庭用・モバイル・オンラインの各プラットフォームでゲームを開発します。大規模タイトルではチーム開発・長期開発のノウハウが求められます。
内製エンジン『SOL-AVES』と職種の細分化
バンダイナムコスタジオでは内製ゲームエンジン『SOL-AVES』を中心に、グラフィックス/エディタ/ツール/自動テストの各エンジニア職が分かれています。ゲームAIエンジニアや機械学習のR&Dエンジニアなど、専門領域ごとの募集がある点が特徴です。
会社ごとに分かれる採用窓口
開発はバンダイナムコスタジオ、企画・販売・オンラインサービス運営はバンダイナムコエンターテインメントなど、機能ごとに会社が分かれています。かつてオンラインゲームを担っていたバンダイナムコオンラインは2025年4月1日付でバンダイナムコエンターテインメントに吸収合併されました。応募先の選定が最初のステップになります。
技術スタック(公式採用ページの公開情報)
以下はバンダイナムコスタジオの公式キャリア採用ページで確認できる募集職種から読み取れる範囲です。
- ●C++:家庭用ゲーム開発(クライアント/グラフィックス)の中核言語
- ●内製ゲームエンジン『SOL-AVES』:グラフィックス/エディタ/ツール/自動テストの各エンジニア職
- ●サーバ/ネットワーク:サーバエンジニア・ネットワークプログラマの職種あり
- ●機械学習:シニア/一般のR&Dエンジニア(機械学習)職、ゲームAIエンジニア職
- ●Unity・Unreal Engine:プロジェクト・職種により使用(募集要項で要確認)
出典:バンダイナムコスタジオ「キャリア採用」募集職種一覧。具体的な使用言語・バージョン・選考詳細は各募集要項により異なります。
年収データ(重要な注意点あり)
注意:有価証券報告書に載る「平均年収1,216万円(2025年3月期・平均年齢46.7歳)」は、提出会社であるバンダイナムコホールディングス(持株会社)単体の数値です。この持株会社は経営管理機能が中心で従業員数も数十名規模であり、ゲーム開発を担うバンダイナムコスタジオ等の現場エンジニアの年収とは一致しません。「バンダイナムコの平均年収=開発職の年収」と誤解しないよう注意してください。
開発会社(バンダイナムコスタジオ等)の職種別・等級別の年収レンジは公式に開示されていません。口コミプラットフォームでは「賞与の比率が高い」「IT系企業と比べ待遇面で見劣りするとの声がある」といった傾向が見られますが、確定した公開値はないため、当ガイドでは推測の等級別年収表は掲載していません。内定時の処遇は応募先の会社単位で個別に確認してください。
出典:バンダイナムコホールディングス「有価証券報告書」2025年3月期、リサコ by キャリコネによる有報読解、OpenWork掲載の口コミ傾向。
バンダイナムコオンラインの平均年齢と現在(2025年4月に吸収合併)
【直答】バンダイナムコオンラインの平均年齢は34歳、従業員数は212名(いずれも2022年3月現在の同社公表の企業情報)。ただし同社は2025年4月1日付でバンダイナムコエンターテインメントに吸収合併され、会社としては消滅しています。
株式会社バンダイナムコオンライン(2009年設立・資本金5,000万円)は、PC・スマホ向けオンラインゲームの企画・開発・運営を担うグループ会社でしたが、2024年11月20日に公表された「合併に関するお知らせ」のとおり、2025年4月1日付でバンダイナムコエンターテインメントを存続会社とする吸収合併により消滅しました。『アイドリッシュセブン』『ガンダムトライヴ』等の運営タイトルや契約はバンダイナムコエンターテインメントに引き継がれています。
したがって、2026年現在「バンダイナムコオンライン」として応募することはできません。旧バンダイナムコオンラインが担っていたオンラインサービス領域の採用は、バンダイナムコエンターテインメントの採用窓口が該当します。平均年齢34歳・212名という数値は合併前(2022年3月時点)の公表値であり、現在の受け入れ組織であるバンダイナムコエンターテインメントの組織構成とは異なる点に注意してください。
出典:バンダイナムコエンターテインメント/バンダイナムコオンライン「合併に関するお知らせ」(2024年11月20日・バンダイナムコHD公式サイト掲載PDF)、paiza掲載の同社企業情報(従業員212名・平均年齢34歳・2022年3月現在)。確認日: 2026年7月19日。
選考フロー(公開情報ベース)
- STEP 1
応募(会社別)
バンダイナムコスタジオ等、応募先の会社の公式採用ページまたはエージェント経由で応募。
- STEP 2
書類選考
職務経歴書・スキルで募集職種とのマッチを確認。
- STEP 3
作品・面接
ゲーム開発職では作品・ポートフォリオ審査の場合あり。面接は複数回を想定。
- STEP 4
内定
応募先の会社の処遇に基づき条件提示。
出典:バンダイナムコスタジオ等の公式採用サイト。具体的なステップ数・内容は応募先の会社・職種により異なります。
面接で重視される点(公開情報・口コミ傾向ベース)
具体的な質問リストは公式に公開されておらず、断定はできません。募集要項と口コミ傾向から、評価されやすいと考えられる観点を一般化して挙げます。
- ✓応募職種(グラフィックス/サーバ/ゲームAI/ML等)に対応した実装力と専門性
- ✓C++・ゲームエンジン周辺の理解と、大規模チーム開発での協働経験
- ✓IP・ゲームへの理解と、エンタテインメント体験を技術で支える姿勢
- ✓長期・大規模タイトルの品質を支えるための設計・テストへの意識
社員口コミの傾向
OpenWork等の口コミプラットフォームでは、バンダイナムコグループについて「有名IPの大規模タイトルに関われる働きがい」「ブランドの安定感」を評価する声が見られます。一方、開発(スタジオ)のエンジニアからは「給与が相対的に低い、純粋なIT企業の方が待遇が良いと感じる」「賞与比率が高い給与構造」といった指摘も見られ、働きがいと処遇のバランスは人により評価が分かれる傾向です。
出典:OpenWork掲載の社員クチコミの傾向を要約(個別スコア・原文の転載はしていません)。評価はグループ各社・部署・職種により大きく異なります。
30代・40代から見たバンダイナムコ
世界的IPの大規模開発という、他社では得がたい経験が積める点は30代・40代のゲームエンジニアにとって大きな魅力です。テクニカルディレクターやリードエンジニアといった役割の募集もあり、マネジメント・技術リードの経験を活かせるポジションが存在します。専門特化が進んだ組織のため、自分の領域(グラフィックス/サーバ/ML等)の深さが評価されます。
一方で、年収面では「持株会社の有報年収(1,216万円)=開発職の年収ではない」ことを必ず理解しておく必要があります。前職がメガベンチャーやWeb系の場合、開発会社の提示年収が想定より低く感じられる可能性もあるため、内定時の処遇を個別に精査し、年収交渉を行うことが重要です。IPへの愛着とキャリアの専門性、そして処遇のバランスをどう取るかが判断軸になります。
転職判断では年収相場の把握が欠かせません。40代の年収相場やオファー比較の進め方もあわせて確認してください。
バンダイナムコ転職におすすめのエージェント3社
Geekly
IT/Web/ゲーム業界に特化。ゲーム企業の求人提案に強み。
レバテックキャリア
IT特化で高年収求人比率が高く、技術面接対策のサポートあり。
マイナビIT AGENT
書類添削・面接対策が手厚い。大手エンタメ系の求人もカバー。
求人保有状況は時期により変動します。エージェント比較もあわせて参照してください。
バンダイナムコへの転職を相談する
ゲーム企業への転職に強いエージェントに無料相談してみませんか?
おすすめエージェントを見る