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転職エージェント 年収アップ実績の公表値一覧と読み方【2026年】

最終更新: 2026年6月 | 各社の公表値を取得時点付きで一覧化

「転職エージェントの年収アップランキング」を探している方へ。先に結論をお伝えすると、各社が公表する年収アップ実績は計測時期も定義もバラバラで、横並びのランキングにはできません。本記事は順位付けではなく、各社の公表値を取得時点付きで一覧化し、その数値をどう読むべきかを誠実に解説する「公表値の一覧+読み方ガイド」です。

データ調査時点: 2026年6月 | 出典: 各社公式・公式系発表、パーソルキャリア『決定年収レポート』(2025年5月公表)、転職メディア集計の二次情報

求人数・年収などの数値は調査時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。 当サイトの評価基準は記事制作ポリシーをご覧ください。

結論:横並びランキングはできない理由

「年収アップ率No.1」を数値で決めることはできません。各社の数値は前提が揃っていないからです。

  • ・計測期間がバラバラ(2021年〜2025年と幅があり、type転職は2021〜2022年と古い)
  • ・母集団の定義が違う(全利用者/年収アップ希望者/内定承諾者)
  • ・一次情報と二次集計が混在している

そのため本記事ではあえて順位をつけず、各社の公表値を「取得時点」と「母集団の定義」付きで並べます。年収アップを狙うなら、数値のランキングを追うより、自分の領域・年代に強いIT特化型を軸に2〜3社を併用し、複数オファーで交渉するのが現実的です。順位付けをしない方針の背景は記事制作ポリシーに基づいています。

年収アップ公表値の一覧(取得時点付き)

サービス名タイプ公表値計測期間・時点母集団・出典の別
レバテックキャリアIT特化型応募時年収との差が70万円以上=内定承諾者の3人に2人2023年1月〜2024年3月実績公式系。母集団は『内定承諾者』
Geekly(ギークリー)IT特化型年収アップ率 約81%/平均上昇額 約76万円2025年9月時点二次情報。母集団の定義は明示されていない
doda ITエンジニア総合型転職者の約6割が年収アップ/IT・通信の平均決定年収 469万円→486万円2024年度(2025年5月公表)パーソルキャリア『決定年収レポート』。対象は転職者全体
マイナビIT AGENTIT特化型年収アップ率 73.7%(定着率97.5%)計測時期は明示されていない転職メディア集計の二次情報
type転職エージェントITIT特化型年収アップ希望者の約71%が増収/平均増額92万円(ITエンジニアは124万円)2021年10月〜2022年9月の自社調査(古い)自社調査。母集団は『年収アップ希望者』
ビズリーチハイクラス年収アップ率の統一公表値はなし(年収1,000万円以上求人が全体の約4割)求人割合は二次情報ハイクラス定義は年収750万円以上(二次)
リクルートエージェントIT総合型統一された公式の年収アップ率は未確認断定できる公表値なし
ワークポート総合型年収アップ実績の公表値は確認不可断定できる公表値なし
Green転職サイトエージェント型の年収交渉サポートはなし(直接応募中心)成功報酬型の転職サイト形態のため該当データなし
paiza転職転職サイト年収アップの統一公表値はなし(スキルランクでスカウト)スカウト型の転職サイト形態のため該当データなし

※ 上記は各社が公表・発表している数値を取得時点付きで並べたものです。計測期間・母集団・出典の別が揃っていないため、数値の大小で社の優劣を判断することはできません。「—」は断定できる公表値がないことを示します。赤色の時点表記は計測が古いデータです。

数値の読み方ガイド(4つの注意点)

1. 計測期間を必ず確認する

年収アップ率は集計した時期の市場環境に左右されます。本一覧でも2023年〜2025年のものが混在し、type転職に至っては2021年10月〜2022年9月と古い自社調査です。期間が違う数値を同じ土俵で比べることはできません。

2. 母集団(誰を対象にしたか)を見る

『内定承諾者のうち』『年収アップ希望者のうち』『転職者全体の約6割』では、分母がまったく異なります。希望者だけを母集団にすれば率は高く出やすく、全利用者を母集団にすれば率は控えめに出ます。率の数字だけを比べても意味がありません。

3. 一次情報か二次集計かを区別する

公式・公式系の発表(例:doda『決定年収レポート』、レバテックの公式系データ)と、転職メディアが集計した二次情報では信頼度が異なります。本一覧では出典の別を明記しています。二次情報は参考度を下げて読みましょう。

4. 『率』と『額』の両方を見る

アップ率が高くても1人あたりの上昇額が小さい場合や、逆に額が大きくても一部のハイクラス転職に偏っている場合があります。率と額は別物として、両面から眺めるのが安全です。

主要社の公表値詳細

レバテックキャリア

IT特化型

公表値:応募時年収との差が70万円以上=内定承諾者の3人に2人

計測期間・時点:2023年1月〜2024年3月実績母集団・出典:公式系。母集団は『内定承諾者』

高年収求人比率が高く、年収レンジの引き上げを狙いやすい。

レバテックキャリアの詳細レビューを見る →

Geekly(ギークリー)

IT特化型

公表値:年収アップ率 約81%/平均上昇額 約76万円

計測期間・時点:2025年9月時点母集団・出典:二次情報。母集団の定義は明示されていない

Web/ゲーム領域に強く提案スピードが速い。

Geekly(ギークリー)の詳細レビューを見る →

doda ITエンジニア

総合型

公表値:転職者の約6割が年収アップ/IT・通信の平均決定年収 469万円→486万円

計測期間・時点:2024年度(2025年5月公表)母集団・出典:パーソルキャリア『決定年収レポート』。対象は転職者全体

求人数が国内最大級。母数で年収アップ機会を確保しやすい。

doda ITエンジニアの詳細レビューを見る →

マイナビIT AGENT

IT特化型

公表値:年収アップ率 73.7%(定着率97.5%)

計測期間・時点:計測時期は明示されていない母集団・出典:転職メディア集計の二次情報

20〜30代の若手層に強く、サポートが手厚い。

マイナビIT AGENTの詳細レビューを見る →

type転職エージェントIT

IT特化型

公表値:年収アップ希望者の約71%が増収/平均増額92万円(ITエンジニアは124万円)

計測期間・時点:2021年10月〜2022年9月の自社調査(古い)母集団・出典:自社調査。母集団は『年収アップ希望者』

※ このデータは2021〜2022年の調査で古いため、現在の実績としては扱えません。

首都圏IT/Webに強く年収交渉に注力。ただしデータが古い点に注意。

type転職エージェントITの詳細レビューを見る →

※ ビズリーチ・リクルートエージェントIT・ワークポート・Green・paiza転職は、統一された年収アップ率の公表値が確認できないか、エージェント型の年収交渉サポートを持たない形態のため、上の一覧表に概要のみ記載しています。

年収アップしやすい人の5つの特徴

1. 現職の年収が市場相場より低い

長く同じ会社にいると市場の年収上昇に追いつかないことがあります。転職で『適正年収』に修正されるだけで上がるケースもあります。レバテック公表値では正社員SEの平均年収は30代約499万円・40代約618万円(2025年)です。

2. モダンな技術スタックを持っている

クラウドインフラとバックエンドの掛け合わせなど、需要の高い技術スキルは交渉で有利に働きやすい傾向があります。

3. マネジメント経験がある

チームリードや採用面接の経験があると、EM(エンジニアリングマネージャー)など上位ポジションの選択肢が広がります。技術力+マネジメントの掛け合わせは評価されやすい組み合わせです。

4. 複数のオファーを比較できる

複数エージェントから複数オファーを得ると、交渉材料になります。『他社からこの条件で内定が出ている』は強い交渉カードです。

5. IT特化型エージェントを利用している

IT特化型は業界の年収相場に精通しているため、適切な交渉がしやすい傾向があります。総合型を併用して求人の母数も確保しましょう。

年収交渉の4つのポイント

1

希望年収は「レンジ」で伝える

「700万円希望」ではなく「700〜800万円」と幅で伝えます。下限が希望額、上限がストレッチ目標。エージェントが交渉の余地を持てます。

2

現年収を正直に伝える

現年収を盛ると入社後のギャップやトラブルの原因になります。正直に伝え、市場価値に基づく適正年収を算出してもらいましょう。

3

年収以外の条件も交渉する

基本給だけでなく、賞与・ストックオプション・リモート・フレックス・副業可否なども交渉対象。総合的な待遇で判断します。

4

内定後に交渉する

交渉は内定後が最も効果的です。企業が『採りたい』と決めた後なら余地が生まれやすく、気まずい交渉はエージェントに代行してもらえます。

交渉の進め方は年収交渉の完全ガイドで詳しく解説しています。

30代・40代の年収アップ戦略

30代・40代の年収アップは、ランキング上位のエージェントを選ぶことよりも、自分の市場価値を正しく把握し、複数オファーで交渉できる状態を作ることに懸かっています。レバテックの公表値では正社員SEの平均年収は30代約499万円・40代約618万円(2025年)、年収1,000万円以上の割合は30代8.01%・40代12.67%(同年)とされ、上位レンジは管理職や高度専門職に偏っています。

つまりミドル世代の年収アップは、単なる転職ではなく「役割を一段上げる転職」になりやすいということです。ビズリーチのようなスカウト型で届くオファーの年収帯を見れば、現職に残るべきか動くべきかの客観的な判断材料になります。

一方で、公表されている年収アップ率を鵜呑みにして「この社なら必ず上がる」と考えるのは危険です。前述のとおり各社の数値は前提が揃わず、最終的に年収を決めるのは本人のスキル・経験・交渉です。数値は目安として眺めつつ、自分の領域に強い特化型を軸に、求人量を補う総合型を併用するのが堅実です。

年代別の年収相場は30代の年収相場40代の年収相場、転職で年収が上がるかはエンジニア転職で年収は上がる?で解説しています。

よくある質問

Q. 結局どのエージェントが一番年収アップしますか?
A. 数値だけで『一番』を決めることはできません。各社の年収アップ実績は計測期間も定義(対象者・年収アップの基準)もバラバラで、横並びでランキング化できないためです。本記事は順位付けではなく、公表値を取得時点付きで並べ、読み方を示す構成にしています。あなたの領域・年代に強い社を軸に選ぶのが現実的です。
Q. 公表されている年収アップ率はそのまま信じていいですか?
A. 参考値として扱ってください。『内定承諾者のうち』『年収アップ希望者のうち』など母集団が異なり、計測時期も2023年〜2025年とばらつきます。type転職のように2021〜2022年と古いデータもあります。同じ条件で集計された数値ではないため、社同士の優劣を断定する材料にはなりません。
Q. なぜ各社の数値を横並びで比較できないのですか?
A. (1)計測期間が違う(2021年〜2025年と幅がある)、(2)対象者の定義が違う(全利用者か希望者か内定者か)、(3)『年収アップ』の基準が違う(応募時比か前職比か)、(4)一次情報か二次集計かが混在している、という4点が主な理由です。単位や条件が揃っていない数値を並べてランキング化すると誤解を招きます。
Q. 転職で年収アップしやすいエンジニアの特徴は?
A. 現職の年収が市場相場より低い人、モダンな技術スタックを持つ人、チームリードなどマネジメント経験がある人は年収が上がりやすい傾向があります。複数オファーを比較できる状態を作ることも、交渉上の有利材料になります。
Q. 転職で年収が下がることもありますか?
A. あります。未経験分野への転向、規模の小さい企業への移籍、レガシー技術中心の経歴などでは下がる場合があります。IT特化型エージェントを使うと、想定年収レンジを事前に把握しやすく、下振れリスクを見極められます。
Q. 年収交渉はエージェントに任せられますか?
A. はい。年収交渉はエージェントの主要な役割の一つです。求職者が直接交渉するのは気まずいものですが、エージェントが間に入ることで進めやすくなります。複数オファーがあると交渉材料になります。
Q. 年収アップのために何社くらい登録すべきですか?
A. 2〜3社が目安です。複数のオファーを比較できると交渉が有利になります。IT特化型(レバテックキャリア・Geekly等)を軸に、ハイクラス向けのビズリーチや求人量の多い総合型を併用する構成が効果的です。
Q. 古いデータ(type転職など)はどう扱えばいいですか?
A. 計測時期を確認し、現在の数値ではない前提で参考にしてください。type転職の年収アップ実績は2021年10月〜2022年9月の自社調査で、市場環境が変わった現在にそのまま当てはめることはできません。本記事では古いデータにはその旨を明記しています。

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