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プロジェクトマネージャーの年収はいくら?——「891.5万円」が9年前のデータである件

【直答】現役PM層の最新の実像は707万円(doda平均年収ランキング2025・登録者約60万人)。40代は855万円で、技術系(IT/通信)の職種1位です。ネットに多い「891.5万円」は2016年度調査(9年前)の数値で、元ページは削除済み——本記事は原典(国会図書館アーカイブ)と最新統計の両方を確認した上で、PMの年収の実像を解説します。

数値はすべて2026年7月7日に一次資料(doda公表・e-Stat・厚労省job tag・WARPアーカイブ原典PDF)で検証済み。

データ調査時点: 2026年7月7日 | 出典: doda平均年収ランキング2025(2025年12月発表)、令和7年賃金構造基本統計調査(e-Stat)、厚生労働省 job tag、レバテックキャリア/フリーランス、経産省2017年調査(国会図書館アーカイブ原典)

求人数・年収などの数値は調査時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。 当サイトの評価基準は記事制作ポリシーをご覧ください。

主要統計の比較——「PMの年収」6つの数字と、それぞれの正体

出典対象区分年収何を測った数字か
doda 平均年収ランキング2025プロジェクトマネジャー(技術系IT/通信で1位)707万円転職サイト登録者約60万人の申告年収(2024年9月〜2025年8月)現役PM層の現年収に最も近い最新値
求人ボックス 給料ナビ(2026年6月)プロジェクトマネージャー687万円掲載求人票の給与水準の中央値採用側の提示額。全体幅は380万〜1,282万円
レバテックキャリア(2025年1月)PM(正社員・掲載求人2,251件)平均568万円同社掲載求人票ベース中堅向け求人を含むため低めに出る
レバテックフリーランスフリーランスPM(案件351件)平均960万円月額単価×12(2022年5月〜2024年5月)40代1,027万円・独立時の参考値
賃金構造基本統計調査(令和7年)システムコンサルタント・設計者(PMを内包する区分)889.0万円在職者の実支給(月給×12+賞与)PM専用区分は存在しない(下で詳述)
経産省 IT人材給与実態調査(2017年公表)プロジェクトマネージャ891.5万円IPAの個人アンケート(2016年度・約5,000名)の申告平均9年前の単発調査。元ページは削除済み

検証でわかった4つの事実

事実①: 多くのサイトの「891.5万円」は9年前のデータ

検索上位の複数記事が引用する「PMの平均年収891.5万円」は、経産省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」(2017年8月公表)の数値で、実態はIPAが2016年度に実施した個人アンケート約5,000名の申告平均です。経産省の元ページは既に削除されており(当サイトは国立国会図書館アーカイブで原典を確認)、9年前の単発調査を現在の相場として使うのは不適切です。

事実②: 公的統計に「プロジェクトマネージャー」という区分は存在しない

令和7年賃金構造基本統計調査の職種一覧を全行確認しましたが、PM専用の区分はありません。厚労省の職種早見表には「情報処理プロジェクトマネージャー→システムコンサルタント・設計者(1101)」と明記されており、公的なPMの年収は上流職全体を含む889.0万円(令和7年・平均38.3歳)に内包されています。厚労省jobtagの「プロジェクトマネージャ(IT)889万円」も、この1101区分の値をそのまま表示したものです(ページ内データで確認)。

事実③: 最新の現役PM層の申告値は707万円(doda2025)

現時点で最も新しく母集団の大きい値は、doda平均年収ランキング2025のプロジェクトマネジャー707万円(登録者約60万人・2025年12月発表)。技術系(IT/通信)の職種で1位です。求人票ベース(568万〜687万円)が低く出るのは、これから採用する中堅向け提示額だからで、矛盾ではありません。

事実④: PMは「年齢とともに年収が伸び続ける」数少ないIT職種

dodaの年代別では20代517万→30代705万→40代855万→50代以上867万円と、40代以降も伸びが続きます。マネジメント経験は年齢がプラスに働く資産であり、ミドル世代の転職市場で最も高く売れるスキルの一つです。フリーランスPMなら平均960万円(40代1,027万円)という選択肢もあります。

年代別のPM年収(doda 2025年版・登録者申告ベース)

年代平均年収
20代517万円
30代705万円
40代855万円
50代以上867万円

出典: doda平均年収ランキング2025(2024年9月〜2025年8月登録の正社員約60万人・2025年12月1日発表)。2026年7月7日確認。

30代→40代で+150万円と、多くのIT職種が頭打ちになる年代でも伸び続けるのがPMの特徴です。ITSSレベル別分布(厚労省jobtag掲載)でもレベル4で675万〜950万円・レベル5以上で700万〜1,100万円と、マネジメントの守備範囲が広がるほど上限が開く構造が確認できます。エンジニアからの現実的なルートは、リーダー経験→小規模PM→大規模・複数案件PMです(年代別年収・難易度インフラエンジニアの年収)。

PM経験は、ミドルの転職市場で最も高く売れるスキルです

テックゴーは年収アップ平均138万円(2025年6〜7月内定者平均・公式公表)・年収交渉成功率100%(2025年9月時点・公式公表)のIT特化エージェント。マネジメント経験の市場価値を無料面談で確認できます。

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よくある質問

プロジェクトマネージャーの平均年収は結局いくらですか?

現役PM層の実像に最も近い最新値は、doda平均年収ランキング2025の707万円(登録者約60万人の申告・2025年12月発表)です。年代別では30代705万円・40代855万円。よく引用される「891.5万円」は2016年度実施(2017年公表)の経産省・IPA調査で9年前の数値、公的な賃金構造基本統計にはPM専用区分がなく上流職全体で889.0万円(令和7年)です(いずれも2026年7月7日に一次資料で検証)。

「PMの年収891.5万円」という数字は今も使えますか?

推奨しません。出典の経産省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」は2017年公表(調査は2016年度)の単発調査で以降更新されておらず、経産省の元ページも削除済みです(当サイトは国立国会図書館アーカイブで原典PDFを確認)。約9年前のIT人材約5,000名の申告平均であり、現在の相場の根拠にはdoda2025年版(707万円)等の最新データを使うべきです。

40代のPMの年収はいくらですか?

doda2025年版でPMの40代は855万円(50代以上は867万円)です。ITSSレベル別の分布(厚労省jobtag掲載・2023年度委託調査)では、レベル4で675万〜950万円、レベル5以上で700万〜1,100万円が中位レンジです。大規模案件の完遂実績・ピープルマネジメント・予算責任の3点が揃うと上限側に寄ります。

PMになると年収は上がりますか?

統計上は明確に上がります。dodaではPM707万円に対し技術系(IT/通信)全体は469万円で、238万円の差があります。またPMは年代とともに年収が伸び続ける(40代855万円)数少ない職種で、マネジメント経験が年齢をプラスに変えます。エンジニアからのキャリアパスとしては、リーダー経験→小規模案件PM→大規模/複数案件PMが定番ルートです。

フリーランスPMの年収はいくらですか?

レバテックフリーランスの公表値では、PM案件351件の平均で960万円(月額単価×12・2022年5月〜2024年5月)、40代は1,027万円です。ただし単価×12の値には賞与・保険・稼働空白は含まれないため、会社員の年収と単純比較はできません。

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